2011年08月24日
8月上旬に母が脳梗塞で入院しました。
父の発見が早かったので初期で見つかり療後の経過もほぼ順調のようです。
母はリハビリの効果もあって上半身には大分力が戻っていますが、足腰にはまだ力が入らないままです。
この状態で母は病院側の注意を聞かず無理に動いてベッドから降りようとするので、病院から家族に付き添いのお願いが来ました。
付き添えないのだったら安全帯の装着もやむおえないということです。
大半は父が付き添い、姉と私と妻が交代することにしました。
薬のせいか病気のせいか母は意識が混濁して、時々意味の通らないことを言います。時には乱暴なことも言います。
私は初めて母のトイレの手伝いもしました。
若い日、母は美人で気丈で賢く、私の自慢でした。
今老いて病の床に伏す母を見ていると、元気な頃の母の姿が重なって、人生の無常をつくずくと思い知らされています。
父はじめ家族はずっと母に付き添ってあげたい気持ちですが、姉も私も家族があり日々の生活があります。
少子高齢化がどんどん進む日本、老齢者人口比率世界一となっているようです。
私個人はこのままではいけないと思っているのですが、国は特段子どもを増やすに役立つ強力な政策を打ち出しません。
国民の世論も子どもを増やすという方向には進んでいません。
かたやますますグローバル化していく企業環境
明らかに子どもが親の看護をして看取ることが物理的に困難化しているように思います。
私は、暗い気持ちにならないよう、しっかりと前向きに対処していこうと思っています。
看護について
2011年8月24日