由紀子のブログ

保育園、幼稚園の選び方で勉強したこと

こんにちは。由紀子です。

3月、花を持った中学生、袴姿の大学生をよく見かけます。

卒業や新しい道への旅立ちの季節ですね。
そんな経験がずいぶん過去になった私ですが
そんな方達を見ると、胸がきゅ~っとなって、
当時の気持を思い出すと共に「おめでと~!がんばれ~!!」
とエールを送ります。


今日は、4歳長男の通う素敵な保育園のお話にします。

ちょうど1年前、神戸から姫路に自宅を変わりました。
長女の中学、
次女の小学の手続きに追われ
一番下の息子の幼稚園選びは3人目ということもあり、
いい加減なものでした。

家から近くて、バスが出ていて、仕事で遅くなるので5時までの延長保育のあるところがいい。と、、、、

今思えば、本当に自分勝手な都合ばかりの選択でした。


ちなみに長女は公立幼稚園で毎日お弁当。園まで徒歩で片道20分。
お迎えが2時半。
掃除をして洗濯したら終わり~という感じでした。

次女は私立華僑幼稚園。
ご縁があっての入園で、お弁当は毎日ですが公立よりも保育時間が長く、長女の学校行事のときは助かりました。
何より自宅から園庭が見られるのが安心でした。


そして、長男の幼稚園生活は、、、、

実は、5日で幕を降ろしました。
というのも、色々理由はあったのですが、
疲れていたのです。

バスから降りてくる彼はヨレヨレでした。
大きめの制服の肩が落ち帽子も、、。

パンツをはいて登園してもオムツで降園。
お昼はハンバーグなどの給食でおやつはコーラグミ。

極めつけは帰宅したイクノブは、夕飯もお風呂も入らず朝まで眠りこけていることです。

その、鼓笛隊がすばらしく、英語劇が自慢の幼稚園は
ゆっくりマイペースのイクノブには向いていないのかも知れない、、、。


自分のいい加減な幼稚園選びを悔いて、
何かが違うと思っていた時出会ったのが今の保育園です。

出会いのキッカケは、その保育園から、
職員と保護者を対象にいのちの話をして欲しいと依頼を受け、
打ち合わせに伺ったことでした。(あいきの専務と、助産師の顔もあるんです、、)


そこで目にしたのは、信じられない光景でした。
活き活きとした子どもたち。

木槌で干しカレイをトントンたたいています。

「何してるん?」

「みんなのお昼ごはん~!!」

そうしているうち、大きい子から小さい子まで輪になりわらべ唄をうたい始めます。不思議なことに、先生が号令をかけている訳ではなく、
子どもたちが自然にそうしているというか、、、。

しっかりしたお兄ちゃんリーダーについていく感じです。
すっかり自分の仕事を忘れ、園長先生に園を案内していただくことに、、、。

はまりました。
まいりました。

すべての色目が美しく嫌みがない建築。
内装も本物がつかってあるんです。
一つ一つが子ども目線で、、、
先生も自然にハグされたり、ゆったりされたいます。

ありすぎて書けませんが、
一言で言うと

「私がここで過ごしたい~」という感じです。

その瞬間まで、私は、恥ずかしながら
保育園に先入観をもっていました。

間違っていました。

目から鱗がはがれまくり、気がつけば、園長先生に空きを確認し、
入園を依頼していました。

夕方仕事の終わったタケさんにも来てもらい一緒にみてもらいました。

タケさんも園長先生の教育方針賛同成し、感激し、
なんと、次の日から通うことに、、、。

仕事を持つ母親は、子どもを保育園に預けることに負い目を感じることがあります。

「ごめんな~」
「遅くなっちゃって」
お迎えのときに待っている子どもを抱きしめながら思います。

でも、この保育園にお世話になって一年。
お迎えの言葉は
「今日も楽しかった~?」です。
イクノブは
「うん~。もっと遊びたかった」と言います。

お母さんが仕事している間、
あんたもええとこで、素敵な時間を過ごしたんやな~。

心からそう思うんです。
お昼寝をして、玄米ごはん、お野菜いっぱいの美味しい給食。
母の愛情お弁当も週1回あります。

手作りおやつをいただいて帰ってくるイクノブは元気です。

夕食もお風呂も家族と一緒にし、
ウンチもものすごく立派なのをしてくれるようになりました。

私もイクノブも、先生大好き、保育園大好き!です。

その保育園の名前は 「城見ヶ丘保育園」 といいます。
ホームページも何もありません。
なので私がちょっとだけ紹介させていただきます。

その名前の通り、お城が丸見えです。
(今は修理の為白い覆いの姫路城ですが)

いろんな噂や価値観で満たされた世の中ですが、
やっぱり、自分の目と耳と足をつかって選択しないといけないな~と
勉強しました。

宮崎駿の作品に出てくるような雰囲気の建物です。


子どもたちが制作する作品の材料。松ぼっくり、木の実などなど。

やさしい色合いと、木をふんだんに使用したお集まりの部屋

今、飾ってある石にペイントしたかわいいお雛様

子どもたちが自分で作ったおやつのクッキー
オーブンも、流しも本格派。でも子ども仕様にです。

外の手洗い場もこんなに素敵!

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