書き出しを忘れそうなぐらいご無沙汰な由紀子です。
本当にごめんなさい!
街路樹もすっかりほうきになりましたが
今年もコートの下は半袖の日が多いです。
皆様も年の瀬、いかがお過ごしですか?
本日の話題は「初めてもお使い」です。
テレビ番組で、小さい子や兄弟が
初めてのおつかいにカメラマンが変装?
しながらついて行き涙あり、
笑いありの番組。
お好きな方も多いのではないでしょうか。
寒さも増し、
我が家の食卓もお鍋料理の用意をしていたある日。
「はっ!おうどんがない!!」
長女に
「おうどんなしでもよい??」
「あかーん。」
「。。。じゃ、ちょっと買いに行ってくれへん?」
「いや~~。もう、着替えてもたもん。」
(注:制服から、どう考えても外には出ていけない程の格好に着替えるという意味)
想像におまかせします。
ゴロリとくつろいでいる二女。
「むり~」(
そうでしょうよ。DS娘め!)
残るは先月6歳になったばかりのチビのぶ。
「ねぇ?初めての1人でお使い、行く?できる?」
何とも彼は流石末っ子だけあって、
みんなに心配されっぱなし。
ま、率直に言うと、しっかりしていないのです。
マンションの裏手
直ぐにコンビニがあります。
あそこなら、信号もないし、
何とか行けるかな?
そう思い一応声をかけてみました。
「うんっ!いく!」
すくっと立ち上がりめちゃやる気。
お姉さんたちからの拍手も受け出発です。
巾着に1000円を入れ、
車に気を付けることと、
お釣りをもらってくること。
冷凍うどん。を復唱。
1つだけ自分の好きなお菓子を
買っても良いことを伝えました。
長女が
「ビデオを持ってついて行きたいきもちやな~」
「心配やな~」と落ち着かない様子でしたが
本人、意気揚々と
もうくらくなりつつある
夕暮れの街に出かけて行きました。
5分ぐらいで戻るだろうと思っていたのに、
10分、15分、20分。
待てども待てども帰ってきません。
大人の足だと徒歩1~2分の場所。
悪い方悪い方に考え、
もう迎えに行こうかなとしびれを切らしたその時。
「たっだいまぁ~!!」帰ってきました。
袋の中にはちゃんと、
お釣りと5食入りの冷凍うどん。
買ってもいいよと言っておいた
自分用のお菓子はすっかり忘れていて
買わずに帰ってきたらしい。
それだけ必死な心情が伝わって
娘と共に褒め褒め~~!!
おかげで美味しい水炊きを食べ
お風呂も入り、
お布団の中での毎夜の絵本の読みきかけの時。
「あんなぁ。おつかい、ええねんけど、
にもつ、おもいな。あれがたいへんやったな。
それと、しんごうやな。くるまいっぱいやでー。」
「ふ~ん。って!!!
えっ!?
信号?!コンビニまで、信号なんかないで。え~!!どういうこと?」
「あんなあ、いつものコンビニ、なかってん。
そんでな、あっちのおやさい売ってるお店まで行ってん。」
良く聞いてみると、冷凍うどんが
コンビニに売っておらず、
300メートルほど離れた
何でも屋さんのような
お店まで行ったということが判明。
3車線の大通りを渡ります。
タケさんの会社の近くのお店ですが、
まさか1人で行くなんて!!
知った後にぞぞぞっー。です。
無事で良かった!
確かにコンビニには売ってなさそうな
パッケージのおうどんでした。
家族の想像するチビノブは
「無かった~」と言って、自分用のお菓子だけ買って帰ってくる感じ。
けれど、予想に反し、
自分の考えうるお店まで行って
冷凍うどんを持ち帰るという任務を遂行したちびのぶ。
お姉さんたちからも
「おお~!!偉い~~!!すごいなぁ!見直した!」
と絶賛の嵐にはにかむ彼でした。
ゆっくりでも少しづつ成長しているんだな~。と、
ちょびっと感動した夜でした。
私自身の初めてのおつかいなんて
覚えていないけれどこの1件、
ちゃんと記憶しておこう。
それでは、皆様、良いお年をお迎えください。
寒風にも負けず咲いているお庭の花たち。
— 由紀子のブログ —
初めてのおつかい
2013年12月20日