2012年06月04日
当社独自で公示価格を集計し、阪神間を中心とした兵庫県内の主要都市地価ランキングを出してみました。
住宅地、商業地の各主要都市の公示価格のグラフは下の「ダウンロードファイル」をご覧下さい。
注目すべきは兵庫県内における芦屋市の躍進ぶりです。
住宅地価格においては、平成21年に神戸市中央区と東灘区を抜いて1位となりました。
その後ずっとトップを走っています。
商業地価格においても、平成21年に灘区を追い抜き、東灘区に追いつきそうです。
価格変動率についてみると兵庫県内で最も強い回復力を示しています。
上記の理由を検討する資料として人口、世帯数、1人当たりの所得を見てみました。
これも「ダウンロードファイル」をご覧下さい。
兵庫県の人口は平成22年より減少していますが、芦屋市の人口は一貫して増加しています。
兵庫県の世帯数については横這い傾向にあるようですが、芦屋市は世帯数についても一貫して増加しています。
また兵庫県民1人当たりと、芦屋市民1人当たりの所得についてみますと平成6年では芦屋市民の兵庫県民に対する所得倍率は1.17倍でしたが、年々格差が増大しており平成21年に至っては1.42倍にまで拡張しました。平成20年に所得が急減したのはリーマンショックのせいでしょうが、芦屋市民に比較し兵庫県民の減少が大きかったようです。
他には山手幹線の延伸開通の効果もあると思います。
芦屋ブランドは近年土地価格にも出てきたようです。
ダウンロードファイル
- 地価グラフ.pdf ( 272.86KB )