不動産鑑定, 実務修習生

事件は講義室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!

2014年06月13日

実務修習生のハマナです。

6月上旬、今期の実務修習生約100人が東京に集合し、
不動産鑑定実務に関する講義を受けて来ました。


一人前の鑑定士になるという同じ目標を持った仲間達と、
普段の仕事の現実は置いておいて
夢を語り合ったり、情報交換したりする場となり、
久々の嬉しい学生気分でした。

そして朝9時から夜6時まで3日間
ずーっと机に座って講義を受け、
各科目の後は確認テスト(不合格なら追試あり)、
久々の嬉しくない学生気分でした(笑)

講義の内容としては、
鑑定評価の仕方の話はもちろんのこと、
登記や税法、統計といった科目もあったりして
講師の先生方は、教科書的な話だけでなく、
実務を行う上での注意点を多くの実例を交えて、
講義してくださいました。

でも全ての科目の先生に共通していた言葉、
それは、

「実際の評価のときは
個別のケースに合わせて
色々考えてくださいねー。」

実務修習生たち「?!」

地球上で同じ土地は一つとない、
だからその上に立つ建物だって同じものは一つとない、

そんな世界にひとつだけの不動産の適正価格を決めようっていうのだから、

評価方法の大筋は決まっていても、
その評価の過程でその不動産の地域性や個性を考慮してね
ってことみたいです。

その技術は講義室で机に向かって話を聞いて、
一朝一夕で身につくわけではなく、
実際の不動産の鑑定評価を通して、
現場で身につくものだとも、
先生方はおっしゃっていました。

ボスの指導のもと、
現場で頑張りたいと思います。

 


 

 

 

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