固定資産税の評価額は、土地が時価の7割で計算されています。
建物については、再建築価格からの減価償却計算を行っていますが、独自の採点方式となっており、実際の購入価格を基に計算した額より安くなっています。
従って、普通でしたら、固定資産評価額は適正な価格より安く計算されています。
原則論としてそうだとしても、中にはやはり、おかしな評価額もないことはないと思います。
もし皆さんの固定資産税評価額が不当に高いと思われる場合、皆さんはどうされますか?
いきなり、市町村の窓口に陳情に行きますか?
いきなり市町村の窓口に行かれると、市町村もこの手のクレーム対応には慣れていますので、なかなか皆さんの思うようには行かないと思います。
それでは専門家に相談されますか?
この場合の専門家は誰でしょうか。争うつもりなら弁護士さん、普段から付き合いがあるようでしたら税理士さんかなあ、と思います。親しい業者さんがあるようでしたら、不動産業者さんも良いかもしれません。
ところで、弁護士さん、税理士さんにご相談した場合でも、結局、不動産価格が不当かどうかという点が問題となる場合には、不動産鑑定士に相談が回って参ります。
ところが、不動産鑑定士に相談したとしても・・・及び腰で余り力になってくれないと思います。
固定資産税の基になる土地価格は不動産鑑定士が鑑定しており、不動産鑑定士が固定資産税評価の仕組みをよく知っているにもかかわらずです。
それはなぜか?
続きはこちらで 標題の「セミナー動画」もあります。
固定資産税評価方法 相続評価と一緒に理解しよう!
2018年9月20日