由紀子です。
このリース、ご近所の花屋さん、『Honey Bee』で製作したリースです!
二時間弱かかりました。天然素材はナチュラルでほんとにステキ。
ご夫婦で営まれている、ハイセンスな花屋さんです。
さてさて、その日も本日のように冷えていました。
数週間前のある日の朝。
「ゆきちゃーん!寒くなってきたし、コート出して」
私は年中半袖ですが、タケサンは寒がりです。
クローゼットを探すが、去年買ったばかりの、タカモンのコートだけ見当たらない。
何故か取り外し可能なインナーのみ、クリーニングの袋にはいってあります。
「もー。探しといてよ! ゆきちゃんの事や。どうせクリーニングに出だしたままちゃうのん。それか引っ越しの時に、何処かにしまいこんどんやで」
とのセリフを残し会社へ。人のせいにするタケサン。
自分かもしれないと自信のない私。
探しました、家中。
やっぱり無い。
心当たりのクリーニング店にも電話をし、取り残しがないか確認するも、無し。
「そうだ。姫路に引っ越したのは3月ということは、寒がりタケさんはコートを着ていたはず。」
娘の入学式の写真にも、あのコートを着て写っている。
サティーで買ったコートなら、断腸の思いで諦めようものの、大丸で買ったコートは簡単には諦められない!!
もう一度、さっきのクリーニング店に電話をし、春先に男性コートを出したかどうか調べてもらう。
すると、どの店にも、出していた形跡はなかった。
この時点で、私は確信した。
「何処かに置き忘れている。」
その夜、タケさんに、結果報告と、忘れものの可能性を示唆すると、、、
「そんなわけ無いやんっ!あのコートは気にいってんねんで。もう一回買うなんてできひん。ゆきちゃんやって。」と認めようとしない。
…けれど、私は知っている。
今までの数々の傘や小銭入れの小さな落とし物から、車やバイクの大きな忘れ物まで。
次の朝、タケさんはおもむろにに手帳を出してきて、暖かくなった頃に行ったホテルや会議室、飲食店などを私に伝えてきた。
そして、会社の近くは自分が回ってくると。
候補に上がったところは勿論、JRや警察の落とし物サイトまで確認するも手がかりはえられず。
3ヶ月で処分しますというお店もあり半ば諦め、羽根の生えたお札が頭の中をとんでいた時、タケさんから電話が!!!
会合のあったお店が、とっておいてくださっていたと。
ほらっ!やっぱりタケさんやったやん!という怒りより、余計な出費から免れたという安堵での気持ちで一杯になりました。
タケさんの名誉の為に。
「僕な、仕事でミスせんように、
細心の注意を払ってるやろ。そやから、仕事以外はどないでもええようになるねん」
私もその通りだと思っているよ。
これからの時期飲む機会が増えます。(皆様はそんな事はないと思いますが) お忘れものにご注意下さいませ。
— 由紀子のブログ —
忘れんぼうのタケサンタクロース
2011年12月9日