由紀子のブログ

タケさんとのなれそめ

桜散るのが惜しい由紀子です。
新学期早々次女がB型インフルエンザにかかり、
そして今日はPTA役員を決める日でした。
逃れられないこのお役目。
少子化になったので、いつかはしないといけません。
部長さんはくじ運に救われ平の役員さんになってしまいました。



実は昨日がタケさんと私の結婚記念日でした。
早いもので15年です。
誰も読みたくはないかもしれませんが、
結婚に至るまでのなれそめを暴露したいと思います。
「やめてくれ~!」 とタケさんの 声が聞こえてきそうですが
無視することにして、、、。


当時私は24歳でした。
仕事も3年目を過ぎ、新たな世界を見たく、
助産師枠で、海外青年協力隊に入ろう。と思い資料等集めていました。

学校の養護教諭にも憧れ、
神戸と北海道の大学も受験しました。
北海道の大学は合格したのですが、職場の婦長さんからの大説得と親の大反対に会い断念せざるを得ませんでした。

母親は「彼がいないからこんなことを考えるんだ。結婚させよう。」
と考えたようです。

母  「あんたな~、どんな人と結婚したい??」

「獣医さん」

何にも考えていなかった私は口からでまかせ。。。。

そこから母親は驚きの行動をとったのです。
菓子折り一つ持って なんと、姫路動物園に乗り込んだのです。

母  「すみません~。こちらに獣医さんおられますか~?」

「???はい。おりますよ。お待ちくださいね。」

数分後出てこられたのはだいぶお年の召された獣医さんだったらしいです。

母 (おじいさんの獣医さんの背後に視線を送りながら)
「あの~・・?他にはいらっしゃいませんか?」

「はいはい。わしだけです。」

母  「そーですか。それはそれは失礼いたしました。」

菓子折りを渡さず動物園を後にしたらしいです。
(恐るべしおばちゃんパワー)

で、その足で結婚相談所へ。

そんなこととは露しらず、ある日仕事から帰ってくると、

郵便ポストがいつになく賑やかで開けると、
どば~っと封筒が落ちてきました。
釣書がいっぱい。
獣医さんもいました。

急いで母に電話をかけます。

「なんか変なもんがいっぱい届いてるけど?・・?」

母 「あーあー、そこからいい人見つけて早く結婚し。
あんたはそんなに美人でもないねんから、
若さでいかな見られへんで(花嫁衣装が似合わないという意味)」


そんなもんかな~と思いつつ、無視していると
クリスマスパーティの案内が届きました。

仕事も休みだし行ってみようかな~と魔がさし、行くことに。

クリスマスに一緒に過ごせる人と出会えたらいいな~ぐらいの
軽い気持ちで神戸の北野のレストランカサブランカに出かけて行ったのです。


タケさんは当時31歳。
タケさんもそのパーティーに来ていました。

私は何とも思いませんでしたが、タケさんは、一目見て、
「この子と結婚する」と分かったらしいです。

その日のうちに電話番号を聞かれ、
手も繋がれ(今はなかなか繋いでくれませんが…)

結婚の話までしてきたのです。

私は聞きました。
「子ども10人産んでいい?それから馬も飼っていい?」

「….う~ん。い、、いいよ」(今は3人と犬にして、と言っています。)

母親に相談しても
「貰ってくれると言ってくれる人の所に行きなさい。1回してみなさい。あかんかったら戻ってきたらええんやし。普通の人やったらそれでいい!!」と何ともいえない答えが。

父親は無言のまま。

あれあれという間にお正月に両親に会い、タ
ケさんと実際に会い話した父は無口から一転して快諾。

そして結納、出会って4か月後に結婚することになったのです。

実家から白無垢で出て、
桜が綺麗な姫路城の中の姫路神社で挙式しました。



お付き合いが短い分、結婚してから新鮮でした。

これからも二人で頑張っていきたいと思っています。

例年は時間差で咲く山桜、ソメイヨシノ、枝垂れ桜が今年は一斉に咲いて本当に綺麗です。


皆様も素敵な出会いの積み重ねが今なんでしょうね。







庭のバラの葉っぱが一雨ごとに増えていきます。

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