2010年06月14日
みなさま、お久しぶりです。
暫くブログを休んでおりましたがその間も
多数の方にアクセスを頂いていたようです。
お詫びと共に感謝申し上げたいと思います。
さて今回は私が長年続けております瞑想について
雑感を少々。
日本でも最近ビジネス書等で瞑想に関する本が増えましたが、
知能の向上・ストレス解消・願望実現等実利の手段として瞑想を取り扱った本が殆どのようです。
瞑想は古代インド発祥で、本来人間の自我の本性を探求するために出来たものです。
自己探求の過程で、心の未知な部分まで自覚化していくため、実際に様々な効用が得られると思います。
ただ本来瞑想は真理の把握を目的として生まれたものであり、日常生活における少々の効用程度は余り関心を示していないようです。
古来から瞑想を行う行者は創造神とか宇宙霊とかというものの直覚を究極の目的としていましたので
霊能力に対してはかなり関心を示しております。
瞑想について書かれた古代教典には、信じられないような超能力について平然と獲得できるとの記述が多数見られます。
私個人については、瞑想して知能の向上ということはないように思います。
散乱する心が統一しおおらかな気持ちにはなれます。
願望実現については、継続的真剣に行えば、効果があるように思います。
インド哲学では世界を心の創造物であるとみなしますので、想いを造り変えることが出来れば自分の身の回りの環境は当然変えることが出来ると考えています。
とりとめのない話となりました。
瞑想の方法等についてまた機会があれば書きたいと思います。
瞑想雑感
2015年5月11日