プライベート, 行楽

家族で兵庫の温泉巡り 「かさがた温泉」せせらぎの湯 その2

2011年08月30日

かさがた温泉に到着したときから、古びた田舎風建物、懐メロが流れ、クラシックカーが
何気に置かれていたりと、この温泉にはただならぬレトロな雰囲気が漂っていました。
思い出博物館に入ってそれがこの温泉のコンセプトであることが分かりました。

思い出博物館は今9周年記念開催中で、入館料は半額(大人は1人300円)となっております。
さて内容の方は、入館料に充分おつりが返ってくる充実ぶりです。
蝶の展示6000頭、クラシックカー40台、昔のカメラ800台、昔の農具300点、昔の生活雑貨数知れず。
これらが無造作に展示されており、管理人も見あたらないため、ゆっくり心ゆくまで観覧できるのです。



蝶はせせらぎの湯オーナー広畑正巳さんが社長業の傍ら、世界中を回って採集し、ご自分で標本にされたものです。
展示室に足を踏み入れるとその膨大な数にただただ圧倒され、そのご努力に尊敬の念さえ起こりました。標本を見に日本中から人が訪ねてくるそうです。広畑さんは蝶研究が昂じて遂に専門書まで出されています。




昔の農具は町民のかたから寄付を募って集めたものだそうです。服には名前が入っていたり、家計簿があったりと生活臭が漂っていて、農家出身の愛妻が「なつかしーい」とただならぬ興奮をしておりました。

クラシックカーは広畑正巳さんのお父様のコレクションです。こちらもスゴイ!
ロールスロイスは国の元首、王室以外は新車が購入できないというイギリスが産んだ世界最高級車。


マフィアのボスアルカポネが乗っていた車種キャデラック。


懐かしのミゼット、ダットサン等、これらが目の前に触れることのできる状況で展示されています。


広畑正巳さんのお父様は亡くなる前まで、これらのコレクションを丹念に磨き上げておられたそうです。

本当にスゴイ。
これだけの展示品が間近で見られ、入場者もあまりなく、ユッタリ、心ゆくまで楽しめます。
そしてきっと、感動を憶えることでしょう。

かさがた温泉」せせらぎの湯、絶対お勧めです! seo information .

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