業務対応エリア
-
兵庫県全域
神戸市 尼崎市 西宮市
芦屋市 伊丹市 宝塚市
川西市 三田市 明石市
加古川市 高砂市 西脇市
三木市 小野市 加西市
加東市 姫路市 相生市
たつの市 赤穂市 宍粟市
豊岡市 養父市 朝来市
篠山市 丹波市 洲本市
南あわじ市 淡路市 - 東京都
- 大阪府
- 京都府
事業案内
- 税務・会計 不動産鑑定
相続不動産鑑定
広大地評価判定
同族間(役員、法人間等)収益物件の売買 鑑定
同族間(役員、法人間等)収益物件の土地だけ売買 鑑定
同族間(役員、関連会社、親族間等)の建物だけ売買 鑑定
不動産概算取得費計算SOS
等価交換のための不動産鑑定
財務諸表のための価格調査
現物出資のための不動産鑑定
M&A、株価算定のための不動産鑑定
銀行融資額引上げのための不動産鑑定
不動産鑑定相談業務(全国対応)
- 裁判・調停 不動産鑑定
賃料増減 不動産鑑定
遺産分割 不動産鑑定
離婚による財産分与 不動産鑑定
共有物分割 不動産鑑定
立退料 不動産鑑定
他社不動産鑑定書セカンドオピニオン
- 相続・遺産分割 不動産鑑定
不動産概算取得費計算SOS
共有物分割 不動産鑑定
戸建住宅・マンションの不動産鑑定
不動産の仲介
- 建物の不動産鑑定
建物耐用年数の不動産鑑定
建物資産「除却」支援
税金対策と減価償却費計上を目的とした、土地と建物価格の判断のための鑑定
戸建住宅・マンションの不動産鑑定
神戸北野町異人館 伝統的建造物の不動産鑑定 - 価格に関する不動産鑑定
更地の不動産鑑定
更地(広大地)の不動産鑑定
宅地見込地の不動産鑑定
農地・林地・原野の不動産鑑定
借地権・定期借地権の不動産鑑定
底地の不動産鑑定
借地人が買い取る場合の底地の不動産鑑定
- 賃料に関する不動産鑑定
- アセット別の不動産鑑定
病院(クリニック・総合病院・医療モール)の不動産鑑定
老人福祉施設(老人ホーム・グループホーム・サ高住)の不動産鑑定
ホテル(シティ・リゾート・ビジネス・レジャー)・旅館・保養所・別荘の不動産鑑定
工場・倉庫の不動産鑑定
ガソリンスタンドの不動産鑑定
ボウリング場の不動産鑑定
パチンコ店の不動産鑑定
神戸北野町異人館 伝統的建造物の不動産鑑定
- 不動産価格意見書
- 不動産仲介
- 不動産コンサルティング事業
不動産コンサルティング
講演・セミナー
トップページ > 市街地における農地・山林・原野の相続評価(不動産鑑定)
市街地における農地・山林・原野の相続評価(不動産鑑定)
不動産相続案件は通常税理士さんが財産評価基本通達に基づく路線価評価によって「みなし評価」の評価を行って、それに基づいて相続税の計算を行います。
農地、山林、原野につきましては、明らかに農地(山林、原野)として使うしかない(原野は通常雑草、灌木が繁茂している土地なので未利用地というべきですね)場合には、対象土地の固都税評価額に倍率を乗じて評価額を求めれば良いわけですが、市街地農地(山林、原野)の場合はちょっとややこしくなります。
市街地ですので、一般的には現況が農地(山林、原野)であっても、すぐに又は近い将来宅地に転用できる場合が多いです。
農地、山林、原野につきましては、明らかに農地(山林、原野)として使うしかない(原野は通常雑草、灌木が繁茂している土地なので未利用地というべきですね)場合には、対象土地の固都税評価額に倍率を乗じて評価額を求めれば良いわけですが、市街地農地(山林、原野)の場合はちょっとややこしくなります。
市街地ですので、一般的には現況が農地(山林、原野)であっても、すぐに又は近い将来宅地に転用できる場合が多いです。
この場合は、評価方式としては宅地となった価格-造成費として現在の価格を求めることになります(宅地比率方式)。他方で、市街地農地(山林、原野)でも、ちょっとやそっとでは宅地利用されないような農地(山林、原野)もあるのです。
その場合の評価は近傍の純農地(山林、原野)に倍率を乗じて対象地の価格を求めます(倍率方式)。
先の明らかに農地(山林、原野)として使うしかない土地、上記の市街地農地(山林、原野)の区分については国税庁「財産評価基準書」の「倍率表」に表示されています。
〇明らかに農地(山林、原野)
①純農地(山林、原野)
②中間農地(山林、原野)
〇市街地農地(山林、原野)
*なお、農地については以上の他に
〇市街地周辺農地:市街地農地として評価した価額の80%の評価額があります。
その場合の評価は近傍の純農地(山林、原野)に倍率を乗じて対象地の価格を求めます(倍率方式)。
先の明らかに農地(山林、原野)として使うしかない土地、上記の市街地農地(山林、原野)の区分については国税庁「財産評価基準書」の「倍率表」に表示されています。
〇明らかに農地(山林、原野)
①純農地(山林、原野)
②中間農地(山林、原野)
〇市街地農地(山林、原野)
*なお、農地については以上の他に
〇市街地周辺農地:市街地農地として評価した価額の80%の評価額があります。
さて、私の所には、「財産評価基準書」の「倍率表」で市街地農地(山林、原野)の相続評価について税理士さんからご相談があります。市街地農地(山林、原野)で宅地比率方式と規定されている土地について、「実態はそんなに高い筈がないので時価を見て欲しい」というご相談です。
不動産鑑定士は将来的に宅地となるような農地(山林、原野)については「宅地見込地」という呼び方をします。
宅地見込地の鑑定においては宅地化されるまでの期間に応じて「熟成度修正」というものを考慮し、これが大きな減価要因となります。
また、市街地農地(山林、原野)の中には仮に造成して宅地化するとしたら過大な費用を要し、完成宅地の価格よりも造成費の方が上回り赤字となるような土地もあります。このような土地については経済合理性の観点から宅地化されることはまずありませんので宅地化の期待性がきわめて低い宅地見込地となります。
このような土地の場合、鑑定の方法としては、純農地(山林、原野)等の価格に宅地化期待率を乗じて求めることになります。
結果的には市街地内にあるにもかかわらず、純農地(山林、原野)の価格に近くなります。
意外と以上のような農地(山林、原野)がありますので、市街地でも宅地化が困難で長年放置された農地(山林、原野)の相続評価の場合はご注意下さい。
不動産鑑定士は将来的に宅地となるような農地(山林、原野)については「宅地見込地」という呼び方をします。
宅地見込地の鑑定においては宅地化されるまでの期間に応じて「熟成度修正」というものを考慮し、これが大きな減価要因となります。
また、市街地農地(山林、原野)の中には仮に造成して宅地化するとしたら過大な費用を要し、完成宅地の価格よりも造成費の方が上回り赤字となるような土地もあります。このような土地については経済合理性の観点から宅地化されることはまずありませんので宅地化の期待性がきわめて低い宅地見込地となります。
このような土地の場合、鑑定の方法としては、純農地(山林、原野)等の価格に宅地化期待率を乗じて求めることになります。
結果的には市街地内にあるにもかかわらず、純農地(山林、原野)の価格に近くなります。
意外と以上のような農地(山林、原野)がありますので、市街地でも宅地化が困難で長年放置された農地(山林、原野)の相続評価の場合はご注意下さい。
税理士 N様
先般、貴社には弊所のお客様の相談案件に関して評価が困難な土地の不動産鑑定意見書を作成して頂き大変お世話になりました。
実は、当該物件に関する評価依頼は、二度目(一度目は今般被相続人である兄の実弟が亡くなった時)でした。
まずもって不動産鑑定に関する費用は、相続人方にとって決して低いと言えるコストではないうえに、普段あまり不動産に携わっていないような一般の人達にとり不動産鑑定士に鑑定を依頼するという行為は、そもそも馴染みがないわけであります。
そのような状況において、二度に亘り相続人方が不動産鑑定意見書を取るという意思決定をなされたのは、やはりしっかりとした成果物を手にして納得されたからだと思っております。
そういった意味では、我々の本業を円滑に進めるうえでも貴社は心強い存在であり、引き続き良好なパートナーシップを継続できることを心より望んでおります。
先般、貴社には弊所のお客様の相談案件に関して評価が困難な土地の不動産鑑定意見書を作成して頂き大変お世話になりました。
実は、当該物件に関する評価依頼は、二度目(一度目は今般被相続人である兄の実弟が亡くなった時)でした。
まずもって不動産鑑定に関する費用は、相続人方にとって決して低いと言えるコストではないうえに、普段あまり不動産に携わっていないような一般の人達にとり不動産鑑定士に鑑定を依頼するという行為は、そもそも馴染みがないわけであります。
そのような状況において、二度に亘り相続人方が不動産鑑定意見書を取るという意思決定をなされたのは、やはりしっかりとした成果物を手にして納得されたからだと思っております。
そういった意味では、我々の本業を円滑に進めるうえでも貴社は心強い存在であり、引き続き良好なパートナーシップを継続できることを心より望んでおります。